『電子書籍版 イチロー・インタヴューズ』
100時間超のイチロー選手への取材から構成された『イチロー・インタヴューズ』(文春新書、4月発売)という本が、もともとあった。
これを下敷きにして4月19日から発売されたのが『電子書籍版 イチロー・インタヴューズ』(文藝春秋と博報堂DYメディアパートナーズ)で、従来の書籍にイチローの貴重なプレー動画を一体化させるとともに、MLB全30球場の紹介、球場ごとの成績、ハイライト動画、twitterで募集した質問への回答の動画配信、ファンらの声も掲載した。
電子書籍の概念を覆す、ハイブリッドな読書体験を可能になっているのが面白い。最も興味深いのはツイッターの利用だ。3月8日からツイッター「51interviews」でイチローへの質問を募集し、総数521の質問のから選んだものを本人に実際に尋ねて、その回答などがこの電子書籍の中に反映されている。こうした手法は読者参加型、ソーシャルメディア活用型、いろんな言い方はあろうが、つまりインタラクティブである。

従来の紙の書籍、あるいは紙の書籍をただ単に電子化しただけの電子書籍の枠組み、そうしたものから完全にはみ出した。しかも、それが文藝春秋という出版大手が挑んだところが新時代の到来を実感させる。
■購入できるのはApple 「App Store」
■対象となるデバイスはiPhone3GS、iPhone4、iPad、iPad2
■1500円
詳細:http://www.technology-miraiworks.com/51interviews/
アップルのテクノロジーがなければ実現しなかっただろう。
ただ、紙と文字だけの書籍を読みたい、他は要らないという読者もいる。新書版と電子書籍版、この双方が選択肢として用意されることが大切かもしれない。
特にiPadなどのデバイスの液晶画面はピカピカ輝くので、つまり反射するので画面を見ていると目が疲れるといって敬遠する人も少なくない。


by 8000hr
昨年度TOEIC受験者数は過去最…