かえり道のアートスペース@国立新美術館

それでは、おそらくこれで最後となる、第14回文化庁メディア芸術祭(主催:文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会)の「受賞作品展」のエントリ。
この受賞作品展の一番最後のところに、かえり道のアートスペースというものがあります。
一方、スキャンによって電子化したカードについては、面白かった、つまらなかった、感動した----など、似通ったタイプのものを関連付けしてまとめてスクリーン上で見せるという仕掛けです。
これらを表現ネビュラ(星雲)と呼ぶんだそうです。
従来だと、美術館でも博物館でも出口付近などに感想ノートが置かれてあり、何でも書いてよいというものはよく見かけました。
しかし、このノート方式では、来館者が訪れた時系列の順に感想が書き込まれるだけで、そこには来館者をつなげるという機能はなく、書き込みがそれぞれ独立していました。
けれど、このカードの電子データ化→関連付け・分類→スクリーンに投影という手法を用いることで、来館者が展示から何を受け取り、イメージしたのか、さまざまな観点群が幾何形体によってスクリーン上に可視化されます。
来館者の感想のデジタル化、ネットワーク化=ネビュラという試みなわけです。
さて、今回のメディア芸術祭の展示に触発された来館者の感想カードの束はどのようなネビュラを誕生させるのか?
誕生したネビュラ自体がまた別個のアートとして歩き始めると、より楽しいものになるでしょう。
では


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