カードとウメサオタダオ展

故梅棹忠夫氏の本業はたしか文化人類学などだったが、岩波新書「知的生産の技術」など、今では仕事術のカテゴリーに分類されるような本もよく読まれた。この手の本の先駆者ではないか。
筆者は梅棹先生ほど賢くないし、そもそも比較の対象外なのだが、梅棹先生が新書で伝授しようとした技術を真似れば何かしら得るものがあるだろうと思い、京大カードなどを手元に置いたことがあった。
それがどれほど有効だったかは分からない。ただカード式に慣れたことがデジタル時代の今になっても役立っていて、エバーノートを使いスクラップや覚書などをまとめている。もっともオンライン常時接続が当たり前となったからこそできるワザでもある。
クラウドコンピューティングを使った情報の整理整頓は工夫次第で可能性がいくらでも広がりそうだ。この分野の指南書は多く出版されているし、ネット上でも紹介されているが、果たして真似して自分のものとして取り込めるかどうかは別の話。そこがモンダイ。
さて、前置きはともかく、そのカードなどの本物が見られるというウメサオタダオ展が日本科学未来館で開かれている=左上の写真。
同展のHPはここから→ http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/umesaotadao/
カードのほかに、ローマ字化導入を実現するためのタイプライターも見られるのだろう。早めに見に行ってみたい。
筆者は以前、TOEICの学習をした際、この京大カードによく似たタイプのカードを駆使した。語彙や熟語、文法などの要点をまとめたカードを作り、片っ端から暗記したのだが、これは故杉村太郎氏が著書の中で提案した学習法を真似した。結果として役立った。
杉村氏のカード学習法は梅棹先生考案の京大カードと非常に似ている。杉村氏も梅棹先生の本に着想を得たのではないか? 杉村氏はたしか1、2年前に亡くなったと記憶しているが、今にして思えば一度はお会いしたかった。
筆者がTOEIC学習用で使った紙のカードは右上の写真。コクヨ製で、型番はシカ20。コクヨは「情報カード」と呼んでいる。京大カードよりも一回りサイズが大きい。
シカ20は文具店にいつも在庫がある商品ではないため、楽天市場のネット通販でまとめ買いして入手することが多かった。
なおオレンジの箱はカードケースで、これに入れて保管したり持ち歩く。
機会があればもう少し詳しく紹介してみます。
では :)
by 8000hr
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