<< 2010年10月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

TOEIC 大学院入試に採用

2010/10/28 14:15

 

TOEIC 大学院入試に採用

 

東北大学大学院の医学系研究科修士課程と博士課程(前期2年の課程)の入学試験(平成24年4月)は外国語(英語)の試験を実施せず、そのかわりTOEIC 、TOEFL及びIELTSの成績で英語の評価をする、という発表がありました。

 

出所:http://www.med.tohoku.ac.jp/index.php/article/show/id/774

 

自分でこれらの試験を事前に受けてきて、入試までに提出してくださいという内容です。

 

TOEFLのほうは米国などの大学・大学院へ外国人留学生が入学するのに必須試験。内容が学術系に偏っているので日本の大学院入試として使われてもシックリくるのですが、幅広い実用英語の能力を測定するTOEICが院試----しかも医学系で!----の代わりになるとのニュースは、やや驚きでありました。

 

そこで、「大学 大学院 TOEIC」のキーワードでグーグル検索でみると、案外、入試にTOEICが採用されているケースが増えていることが分かります。とくに私大の学部のAO入試や推薦入試などに使われているケースが目立っています。

 

ただ、やはり院試への採用はまだまだ限定的な印象で、特に国公立しかも理系の場合はまだまだ少ない感じですね。

 

今後、東北大院のようなケースが増えてくるのか注目したいところです。

 

   

   (TOEIC公式問題集)

 

 

さて、かりに同大院の場合で、TOEICのスコアを提出するとして、いったい何点くらいなら合格規準に達しているといえるのか?

同大のサイトには以下のような記述があります。

 

----------------------------------------

4. 得点の換算
・提出されたTOEFL、TOEIC及びIELTSのスコアは一般的な方法を用いて換算し、英語の得点を算出します。複数のスコアが提出された場合には、得点の高いものを採用します。

----------------------------------------

 

スコアが高いほど良いことには変わりはなさそうですが、「換算」がどういうものなのか知りたいと思うところですね。筆者が同大院試を受験するわけではありませんけれども、何点以上のスコアを合格点と判断してもらえるのか? とても興味をそそられる部分です。

 

広い視野からみれば、同大院のケースなどもTOEICがさまざまな分野で「ものさし」として使われてきていることを裏付けるものといえましょうか。

 

TOEICというと、高スコアが就職活動で有利に働くなどの効果が出てきたのは10年くらい前からか? さらにもっと昔は英語の能力試験というと「英検」しかなかったことを思うと、院試にTOEICが採用されるというのはやはり隔世の感があるなぁ、と感じ入りました。

 

では

カテゴリ: 話題!    フォルダ: みんなのTOEIC

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

え゛っ、またiPhone4(ホワイト)発売延期!?

2010/10/27 14:31

 

再び、iPhone4(ホワイト)発売延期だそうな

 

iPhone4発売のリリースがでた今年6月。

 

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100615/biz1006151739029-n1.htm

 

筆者の知り合いは黒と白のカラーバージョンを見て、ほとんど直感で「白だ」と決めたんですが、たしか当初から白は若干遅れて販売が始まるというお話でした。

 

で、このときに覚悟しておけばよかったんですけれども、その後、白の販売は遅れて「今年後半」という表現に変わったのが下のリリース。

 

  

出所:アップルのサイトから抜粋http://www.apple.com/jp/news/2010/jul/24iphonestatement.html

 

 

で、知人も「いつまで待てばいいのやら・・」と嘆いていました。

 

そして、それがまたまた「来春」にずれ込むこととなりましたorz 。

 

   

出所:Reuters http://in.reuters.com/article/idINIndia-52469220101026

 

 

理由としては「もともと考えていた以上に製造がチャレンジング(challenging)だから」としていますね。

 

出すよ、出すよといいつつ、遅れに遅れる。こういうの、「そば屋の出前」というのでしょうか? 

 

ファンをかなりガッカリさせたのは間違いなさそうで、グーグルリアルタイム検索でみると、ツイッター上では「来春といえば、iPhone5が出てもおかしくない時期じゃないのか」などの声も聞かれました。

 

もっとも、発売延期の件がメディアにニュースとして取り上げられ、またそれに対する反応が大きく起きること自体が、iPhone人気を裏付ける結果にもなっておりますです。正直なところ。

 

「アンテナゲート」のときもそうでしたが、いろいろアクシデントが起きて、その内容がたとえネガティブであっても、アップル関連の話題が常にメディアに露出することによって、結果としてアップル製品に注目が集まる。

 

すると、本当にiPhone5が本当に出たときには、「白」のことなどすっかり忘れて、またまたドカンと人気に火がつく可能性があります。それゆえに「白の延期」も話題づくりの一つではないかという、うがった「深読み」もありえそうですね(笑)

 

では

 

 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: iPhone iPad

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

アンティ・アンズ 日本1号店@池袋

2010/10/26 14:30

 

アンティ・アンズ 日本第1号店@池袋

 

あのアンティが!? 池袋に?  第1号店? 

 

という反応に相成りましたです、はい。

 

1988年創業の世界最大のプレッツェルチェーン「アンティ・アンズ(Auntie Anne’s)」。http://www.auntieannes.com/

 

現在、世界22カ国・地域で1000店以上を展開中のグローバルブランドであるにもかかわらず、日本にはこれまでなかったのですが、とうとうそのアンティ日本第1号店が11月18日、開店するとういうお知らせです。場所はJR池袋駅に直結したスペース。

 

 開くのはプレッツェルジャパン(東京都港区)とJR東日本リテールネット(新宿区)です。

 

筆者はこのお店、よーく覚えていました。一度食べたことがあったのは北米でした。プレッツェルというと、あの「ひもの結び目」のような形が伝統的で、歯ごたえがあってかりっと固いのが普通なんですけど、アンティのはサクッとして柔らかい。なので、「へぇ、しゃれたものがあるんだ」と記憶に残っていたんですね。

 

さっそく、米ロサンゼルス在住の知人に聞いてみました。

 

すると、「ウチから歩いていけるモール内にアンティがあったから、食べてみて、写真を送ってあげるよ」と素早いメールの返信があって、きょう10月26日に届けられたのがコレです=下の写真

 

      

 

時差をものともせず、太平洋をこえて、メールで届けられた、焼きたてホヤホヤのプレッツェル2種類です。

 

知人によれば、左下のは柔らかいパンのタイプで、直径20センチくらいの円形、ベーグルのようなもちもち感だそうな。お値段は2・99ドル。

カップに入っているのは一口サイズのものですね。シナモンシュガー味。3・99ドル。

 

うーん、従来の伝統的プレッツェル像を覆すものです

 

一足早く本物をご紹介してみましたが、これはLAのお店のものであって、これとまったく同じものが池袋店に並ぶかどうかはまた別の話です、念のため。ここ大事です。(一部同じものらしいとは聞いておりますが・・・)

 

さて、池袋店ではプレッツェルを粉からこねて焼き上げるプロセスを臨場感たっぷりに見せるというエンタテインメント性の高い店舗となるんだそうです。なんとなく、たこ焼きを焼いたそばから買ってはふはふ食べる感覚と似ているように思えますね(笑)
 

また、商品メニューはプレーンなタイプを中心にセサミ、シナモン、アーモンドなど、いろいろな種類のフレーバーのプレッツェルを予定。その詳細は近々、アンティの担当者から連絡を頂けるということなので、これはまた後ほど拙ブログで書いてみたいと思います。というよりも、食べに行っちゃったほうが早いか!?

 

 

日本第1号店の外観パース図=下=を見ると、かなーりポップな感じですね

 

     

場所はここ→  http://www.auntieannes.jp/store/

 

では

 

 

 

 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: 指定なし

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

観世清和×林望 源氏物語と能を語る

2010/10/25 14:22

 

観世清和×林望 源氏物語と能を語る

 

実践女子大学(東京都日野市)は文芸資料研究所を設置しており、横井孝同所長・教授らが源氏物語の研究を続けておられます。

 
横井教授の言葉を借りれば、「古い」=「品質の劣る」ものでは決してない。『源氏物語』という古典作品は、長い年月による自然淘汰を勝ち残った力を持つものであり、その力の源がどこにあるのか、それを探り出したい、と話しています。
 

筆者は、源氏物語千年紀を機に同大で開かれていた展覧会を見にいったことがあり、その際に、源氏物語古写本の中でも最古の一つとみられる「古筆切」を見学させていただきました。残念ながら、その展覧会の様子を伝えた記事は残っていませんが、貴重な歴史資料を垣間見るよい機会となったことだけはよく覚えています。

 

さて、その実践女子大で、シテ方観世能楽師の観世清和氏と、リンボウ先生こと作家の林望氏、田中英機同大教授による公開講座(聴講無料)が開かれます=下の案内。

 

 
        
 
 
林氏はまさに現在進行形で『謹訳源氏物語』(祥伝社)の刊行を進めている、ファンも多い作家ですが、なぜ講座のテーマに能楽が入っているのかというと、源氏物語などが能の題材としてふんだんに使われているんですね。
 
今回は、そこで、古典芸能の世界でやはり今ご活躍中の観世氏も登壇します。このコラボレーション講座、どんなやりとりが見られるのでしょうか? 
 
横井教授は「観世流のご宗家が源氏物語を題材にした能の秘奥を語り、リンボウ先生が独自の『能』観でご宗家に切り込む」と話すように、林氏側からどんなアプローチが繰り出されるか、観世氏がどう応じるのか、そこが興味深いところですね。
 
公開講座という名前ですが、かたくるしいものではなく「トーク・セッション」との位置づけだそうです。
 
開催場所は同大の香雪記念資料館 http://www.jissen.ac.jp/kosetsu/outline.html 。
 
       
 
 

 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: 指定なし

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

再び、iPadのユーザー像とは?

2010/10/24 15:05

 

再び、iPadのユーザー像とは?

 

あのフィーバーぶりったら、本当にすごかったなぁと思い返すのは、今年5月28日に発売されたタブレット型の多機能情報端末「iPad(アイパッド)」のことです=下の写真、アップル・リリースから抜粋。

 

 

   

 

発売からすでに5カ月がたちましたが、ユーザーがどんなふうにiPadを使っているのか? 米調査会社ニールセン(The Nielsen company)がこのほどiPadなどタブレット型の多機能端末についての調査結果を明らかにしたので紹介します。

 

調査時点は今年8月、対象はオンライン接続機器(デバイス)保有者5000人以上。調査対象者の居住地は書かれていませんが、北米かな?

 

 

  

出所:http://blog.nielsen.com/nielsenwire/

 

上の棒グラフのうちまず左側は、オンラインへの接続機器6つの中で何を持っているかという浸透度合いを表しています。スマートフォンが4分の1を占め=黄色の25%、次にゲーム機=緑の21%=ですね。iPadなどに代表されるタブレット型端末の割合はたったの4%にすぎません。

 

棒グラフの右側は、調査対象者のうち「新しいもの好きな人(early adopter)」を自認する割合がタブレット型端末所有者の場合でほぼ半分の48%を占めていることが分かります。逆にスマートフォンの所有者のうち自ら新しいもの好きと答えているのは3割しかいません。

 

これらの結果から、タブレット型端末は「いまなお新しいもの好きな人に好まれている萌芽期の市場」ということになっています。

 

 

 さらに下のグラフも見てみます。

 

   

出所:上に同じ

 

では、そのタブレット型端末の代表格、iPadを使って何をしているのかを、スマートフォンの一つ「iPhoneアイフォーン)」との比較で調査。動画(ムービー)、テレビ、書籍、雑誌、音楽、ニュースの6メディアのカテゴリーのうち、ウイークデーにこれらの機器を使って楽しむ時間はどれくらいか? というものです。

 

上のグラフの左半分がiPad、右半分がiPhoneですね。

 

iPadで動画を見る人は34%が1~2時間割いています。また書籍を読む人も32%が16分~30分かけています。これはやっぱりiPadが大画面なのでラクに見られるということが理由にあると思います。

 

かたやiPhoneでは、いずれのカテゴリーでも15分以内で切り上げる人が多いことが一目瞭然ですね。長くても30分までです。音楽のカテゴリーで16分~30分かける人の割合が多いのは、iPhoneiPod(アイポッド)代わりとして使えることから、「ながら」利用が多いことが想像できます。

 

iPhoneでニュースを見る時間が15分以内という人が78%という結果は驚きで、もっと読んでほしいかなとメディア側にいる人間には思えました。

 

さて、あれこれ書き連ねてきましたが、iPadなどのタブレット型端末は話題をさらったわりにはまだスマートフォンほど浸透しきっていない。しかし、この調査結果からは、軽々と持ち運びできるようなiPad一台で、動画、テレビ、書籍、雑誌、音楽、ニュースの6カテゴリーのメディアをすべて利用でき、また実際にそういう使われ方をされていると読み取れます。

 

この端末が普及を始めたとき、メディアにどのような地殻変動が起きるのか? それ以前に、そもそもこの端末は普及していくのか? そのあたりが今後の関心の対象となります。

 

では

 

 

以前のエントリー iPhone、iPadユーザーの素顔とは?」 

http://yanagihara.iza.ne.jp/blog/entry/1836388/  

 

 

 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: iPhone iPad

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

Facebookがキているこれだけの理由

2010/10/23 14:36

 

Facebookがキているこれだけの理由

 

やっぱり、Facebook(フェースブック)に徐々に注目が集まってきているようです。

 

前回エントリー http://yanagihara.iza.ne.jp/blog/entry/1845179/ ではその予兆があるようなことをあえて生煮えのまま書いてみましたが、それを裏付ける努力もしないといけないと後で思い返しましたので、そこを書こうと思います。

 

フェースブックはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の大手。ユーザー数は5億人で、アクセス数もすでにグーグルを抜いたとされています。

MSN産経ニュース→ http://sankei.jp.msn.com/economy/it/100318/its1003181739010-n1.htm

 

世界中では大変人気なんですが、日本のSNS市場はこれまでmixiミクシィ)などの牙城となっていて、フェースブックの存在感はあまりありませんでした、正直なところ。

 

ところが、「facebakers」 http://www.facebakers.com/countries-with-facebook/JP/ というサイトでみたところ、フェースブックの日本での統計(Facebook Statistics Japan)がまとめられているんですが、この秋ごろからユーザー数が伸びてきていることがグラフで端的に示されています。

 

 
  
ユーザー数の伸びをまず3カ月単位でみると、8月から10月にかけて階段状に伸びていることが一目で分かります。一番右端の棒グラフが現在のユーザー数を示していて、約165万人です。
 
   
6カ月単位でも見てみます。5月時点の100万人超に対して、約半年で1.6倍に急伸したということになります。特にこの9、10月に入ってからの急増ぶりは明らかに目立っているといっていいでしょう。
 
 
では、この秋ごろに何があったのか?
まず、フェースブック誕生秘話を描いた映画「THE SOCIAL NETWORK」が公開されることから、その宣伝が始まっています。日本での公開は来年1月ですが、米国で先行してすでに公開されています。
 
プロモーションとして、日本語版の予告編は下のYouTubeにすでにアップされていますので、YouTubeで検索してみてくださいね。
 
    
 
 
また、この10月から経済評論家の勝間和代さんもフェースブックを使い始めていることにも注目です。
 
彼女のブログによれば、「(フェースブック日本支社が)この10月から少しずつ、メディアオリエンテーションをはじめたばかり」だそうで、この秋ごろから急速にフェースブックが話題になってきたのもこの日本支社の動きと呼応しているとみていいかもしれませんね。
 
昨年以降、ツイッターがヒットした際に勝間さんがリーダー的な存在感を発揮していたことは記憶に新しいところです。もちろん彼女の力だけではないのですが、フェースブックが新たな流行をもたらすのではないかという予兆としてはもう十分ですね。
 
当然というか、”相方”の歌手、広瀬香美さんもフェースブックはじめています→ http://www.facebook.com/kohmi.hirose
 
  
 
さらに、インプレスジャパン社からは、フェースブックの解説書「できるポケット Facebookをスマートに使いこなす基本&活用ワザ150」が10月22日に発売されたばかりです=上の写真。
 
どうですか、この絶妙のタイミング。
 
こうしてみてくると、「波」というか「うねり」のようなものが段々やってきたかなという印象を持ちますし、持たないほうがおかしいかも。
 
ただ、この波が本物になっていくかはまだ判然としません・・・。実際、フェースブックが日本語化されたのは2008年とかなり前なんですね。今さら波がきているのだとしても、「え゛っ、いまごろ? 」と、ちょっと遅きに失した感は否めません。

 

しかも広まってきたとはいえ、冒頭でみたfacebakersのサイトでは、Penetration of Facebook in Japan to population: 1.31 % とあり、人口に対しての浸透度はわずか1%を上回ったに過ぎないのです 

 
また、mixiミクシィ)のユーザー数は2000万人超もあり、その数字と比べればフェースブックはまだまだ10分の1にすら達していないのですね。
 
しかし、グローバルスタンダードという観点から見たとき、フェースブックのユーザー数は5億人と断トツなわけですから、日本のSNS市場がガラパゴス化(?)しているという言い方もできるかもしれません。
 
SNS市場でフェースブックが今後ヒットするかどうか、その一番の要素はなんといっても「人気」です。まるで予測がつかないのは承知ですが、フェースブックが人気を獲得していくかどうか、そして人気が出るとすればその理由は何か・・・当面、ウオッチしていきたいと思います。
 
で、最後になりましたが、フェースブックってどうやって楽しむの? 
 
うーん、筆者も使ってみないことには、あれこれ言うのは難しいかもしれません。 では
 
 
 
 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: ネット観覧席

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

続・失語症から復活した声楽家 原口隆一独唱会

2010/10/22 15:54

 

続・失語症から復活した声楽家 原口隆一独唱会

 

 

声楽家、原口隆一・元武蔵野音楽大学声楽科講師(70)のバリトン独唱会「巨匠たちの白鳥の歌」=下の写真=が10月19日夜、東京・銀座の王子ホールで開かれ、大盛況のうちに無事公演を終えました。

 

前回のエントリー参照→ http://yanagihara.iza.ne.jp/blog/entry/1829765/

 

     

 

原口さんが脳梗塞に倒れたのが平成5(1993)年。失語症という後遺症のため、声楽家でありながら言葉を失うという苦境の中、「再びステージに立ちたい」と続けた懸命のリハビリによって、あれから17年たった今年も、パーフェクトな独唱を披露して完全復活した姿を見せました。

 

テーマは「四人の巨匠の最期の歌曲」で、

 

・白鳥の歌より(ハイネ)/シューベルト

・四つの厳粛な歌/ブラームス

ミケランジェロの詩による三つの歌/ボルフ

・幻想の水平線/フォー

 

プログラムは上記の通り。

 

音楽は聴いて楽しむもので原口さんの歌声を文章に簡単に表すのは難しいのですが、あえて一言で書くなら、老境に際して歌うことが許される「白鳥の歌」をテーマに選曲しただけあって、柔らかく重みのある男声がいっそう厳粛なムードを醸し出していた、というものでした。

 

 

さて、筆者がもっとも気になったのは下の歌詞、ブラームスの<4つの厳粛な歌> op.121。原口さんが一番最後に歌った曲です。

 

  

 

 

この歌詞の6~7行目に「(人も獣も)塵から創られ塵にかえるのみである」と出てきますが、これは旧約聖書の創世記3章19節にある次の言葉を借りています。
 
「お前は顔に汗を流してパンを得る/土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る」

 

神は土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れ、人は生きる者となった、という創世記2章7節の説明に続くのがこの部分。塵から生きるものとなった人は死後、やはり塵に返ると述べられているわけです。なぜなら創世記によれば、人はもともとが塵だったからです。

 

ブラームスの死の前年に書かれたこの歌詞には、彼の晩年における老いの寂寥感と同時に、創世記に記されているような宗教的な境地あるいは死生観が非常によく表れているといえそうです。

 

この歌曲を今回のリサイタルの最後に選んだ原口さん自身も、敬愛する故中山悌一先生(財団法人東京二期会顧問)のほか周囲の身近な方々が亡くなっていくのをみており、「亡き大切な方々へも想いを馳せつつ演奏」したいと述べていました。原口さんの精神性がブラームスのそれとマッチしてきたという理解をしていいかと思われるところです。

 

しかし、この歌詞の下から5行目に「人が仕事により幸せを感じることに勝るものはない」とあるように、原口さんにとって歌を歌い続けることはこれ以上の幸せはないわけです。ご本人も「年齢を重ねても、尚、歌への情熱は当時のままだ」と語っており、たしかに「白鳥の歌」は老境に達した原口さんが歌うにふさわしい曲ではあったけれども、その一方で、まだまだ歌い続ける強い意志は衰えていないのだという理解をしてもいいでしょう。

 

そして筆者を含めこの独唱会に訪れた聴衆の大半がそう感じ、また期待しているところだと思います。

 

   

   (バリトンを披露する原口さん)

 

 

独唱会で原口さんがプログラムを予定通り歌いきった後、聴衆からは惜しみない拍手が沸き起こりました。そしてその拍手はしばらく鳴りやむことがなく、原口さんは何度も何度もステージに立ち、アンコールに応じたのです。

 

午後9時、リサイタルを終えた会場の外は、公演直後の高揚した300人の聴衆があふれていました。原口さんに一言でも挨拶を交わそうとする人々が大行列を作ってごった返し、そこは、無数のきらびやかな花束と固い握手とそれぞれの感謝の言葉の渦でした。

 

 

 

 

--------------------------------------------------------------------------------------

※なお上の写真はいずれも独唱会のマネジメントを担当した家永音楽事務所のご好意で提供していただきました。 

 

追記:原口さんの略歴

 

  
 

 

 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: 指定なし

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

ネットで見るオリオン座流星群

2010/10/21 16:34

 

ネットで見るオリオン座流星群

 

オリオン座流星群、ご存じですか? 

 

MSN産経ニュースによると、毎年10月の中下旬に、オリオン座とふたご座の境界付近を中心に放射状に広がるように出現。これまでは夜空が暗い条件の良い場所で1時間に20個前後見える中規模の流星群だったが、平成18年に突然活発化。条件が良ければ1時間に50個前後も観察でき、今年も同じぐらい期待できる、とされています=下のサイト参照。

 

http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/091020/tky0910201642021-n1.htm

 

いいですね、流れ星、ロマンがあって。ちょっとくらい仕事で嫌なことなんかあっても、夜空を見上げたら忘れれるかも。普段は夜空を見上げる余裕もない筆者としては、夜空を楽しむ「遊び」の部分を持つ人をうらやましく思います。

 

それで、気象予報会社「ウェザーニューズ」(東京都港区)によれば、その流星群の観測のピークを迎えるのは、きょう21日夜から22日早朝にかけて。

 

今晩です

 

が、日本列島どこででも見られるでのはなく、東北から北海道あるいは日本海側に限られ、どうも首都圏などで夜空を見上げても流星を見るのは難しいと。もっとも今日は曇天なので、いずれにしても見えなかったかと思われますが・・・。

 

そこで、同社の特設サイト(http://weathernews.jp/orion/)で21 日夜以降、全国7 カ所から流星群の様子が同時中継され、すなわちリアルタイムで届けられます。

 

  

 

うーん、さすがデジタル時代の到来を感じさせますね、ネット中継で流星を楽しむというこの試み。こういうの、「ライブ配信」というそうな。

 

中継地点は

 

銀河の森天文台(北海道足寄郡陸別町)

小岩井農場まきばの天文館(岩手県岩手郡雫石町)

上越清里星のふるさと館(新潟県上越市)

SHIRASE(千葉県船橋市)

綾部市天文館(京都府綾部市)

美星天文台(岡山県井原市)

コスモス宇宙館(長崎県諫早市)

 

の7カ所。時間は21日23時から25時の2時間で、流星の様子を映像と観測者のコメントともに特設サイトでみられるということです。

 

もっとも、パソコンのモニター画面で見る流れ星に、果たしてロマンを感じることができのかどうか。PCに向かって願い事をする? うーん、どうなんでしょうか? 

 

ま、そこは利用者の気持ちの持ち方次第でしょうか

   

 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: ネット観覧席

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

東京マラソン落選→諦めるのは早い?

2010/10/19 15:24

 

東京マラソン落選→諦めるのは早い?

 

「抽選に奇跡的に当たった~!!」

と、ネット上を賑わしていたのはつい数日前なんですが、なんのことかと言うと抽選倍率が高くて当たりにくいという第5回東京マラソンです。

 

http://www.tokyo42195.org/2011/index.html (東京マラソンサイト)

 

 

来年2月27日の東京マラソンの申し込み人数がマラソンと10キロの部の双方で合計33万5147人(過去最多)に達し、マラソンが9・2倍、10キロが13・6倍という抽選倍率だったそうです。

 

なるほど、そう聞くと当選したことをネットでだれかに自慢したくなる気持ちも分かります(笑)

 

でも、落選した人も、追加募集の話がありそうですから注意しておきましょう→ http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101015/trd1010151717004-n1.htm

 

筆者は少し陸上競技をかじったことがあるので、この手の話題にわりと敏感で、自然と目がいく感じです。以前、同じ職場だったY記者も陸上部出身で、「毎年、正月は箱根駅伝だけは欠かさないでテレビで見ている」と言っていました。中高時代のクラブ活動って、大人になってからも大きい影響を与えるものなんですね。

 

で、東京マラソンといえば、引退の舞台として同マラソンを選んだ五輪メダリスト、有森裕子さんのことがすぐに頭に浮かびます。有森さんが昨夏、著書を刊行した際にインタビューをお願いしたんですね。その記事が以下です。

 

   

 

http://www.c-player.com/ad26033/message/20090827?format=

 

この上の写真は産経新聞カメラマンSさんの撮影なんですが、引退レースとして走った東京マラソンでの有森さんの姿も撮ったのもSさんで、ご自分でも「なんという偶然」と驚いていました。当たり前ですが、表情がレースの際とぜんぜん違って柔和でした。

 

ほとんど無名だった彼女が劇的に変わっていくのはリクルート陸上部の小出監督に出会ってから以降のことで、それまでは伸び悩んでいたと打ち明けています。世界トップレベルの能力を開花させたのは本人の努力がもちろん一番大きいのですが、「小出マジック」と呼ばれるほどの同監督の指導なしには有森さんの成功は語れないことも事実です。それはQちゃんこと高橋の成功についても同じですかね。

 

そこを語り始めると、有森さんもたぶん、あと2、3冊本が書けるんじゃないか、というような印象でありました。つまり、一口で言えないほど小出監督から学んだことが多いということです。

 

いずれにしても、東京マラソンに参加する方のご健闘をお祈りします

 

◇ ◆ ◇

 

 

なお、惜しくも東京マラソンの抽選にもれた人は、あした10月20日から先着順で追加募集する予定のこの大会にも注目=下のサイト

 

  

 

 

では

 

 

 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: 指定なし

コメント(0)  |  トラックバック(0)

 

スマホのアプリ 平均27個ダウンロード

2010/10/18 14:27

 

スマホのアプリ 月平均27個ダウンロード

 

 

米調査会社ニールセンが、4000人以上のスマートフォン所有者(北米居住)を対象に行った「Nielsen Mobile Apps Playbook」(ニールセン・アプリ・プレイブック)によると、ユーザーが今年8月の1カ月間でダウンロードしたアプリの数は平均27個に上ることがわかりました。

 

3つの主要基本ソフト(OS)であるiOS、Android、BlackBerry別でみたところ、iPhoneアイフォーン) 所有者がダウンロードしたアプリ数が平均40 個と最多で、続くAndroid(アンドロイド) 所有者が同25 個、BlackBerry(ブラックベリー) 所有者が同14 個。やはりiPhone向けアプリのラインアップが充実しているという証なのでしょうか、iPhoneユーザーが多彩なアプリを楽しんでいる傾向がはっきり出ました。

 

ただダウンロードしたからといって必ずしもそのアプリを使い込むとは限らず、無料アプリなら一度「お試し」した後に削除されるケースも。今回はそこまでは調査されておりません。

 

といっても、同じiPhoneユーザーである筆者の感覚からいっても1カ月間のダウンロード数が40個はやや多いのではないかと感じられます。筆者がiPhoneをあまり使いこなせていない面もありますが、1カ月に40個というと少なくとも1日に1個以上ダウンロードしているという計算になりますね。

 

筆者の場合は、せいぜい1カ月に数個程度なので、「なにかしら遅れを取っているのではないか」と焦燥感にかられ、正直なところ、もうちょっといろいろアプリをダウンロードして試してみようかな、という気になりました

 

それで、OS別にどんなアプリが人気なのかトップ5を表したのが以下のグラフです=ニールセンの資料から抜粋

 

  

 

表の見方はこうです。一番上のiPhoneの場合で言うと、50%がFacebook(フェースブック)のアプリをダウンロードしたと解します。

 

そこで全体を見わたすと、OSの種別を問わず、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)の代表格、Facebookのアプリがほぼ1位につけていますね。前にお話ししたようにスマートフォンとSNSの相性の良さを物語るものです。いや、この状況はむしろフェースブックをやるためにスマートフォンを購入しているという言い方のほうが正しいかもしれませんね。

 

次に天気、それから地図が共通してトップ5にランクイン。たしかに地図はスマートフォンの大画面で見るほうが通常の携帯電話の画面でみるよりは分かりやすそうです。

 

4~5位のPandoraというのはインターネット上で配信されるラジオのアプリのことで、これも人気です。ただ日本からは利用できないという指摘もあったかと記憶しているので、この点は確認の必要がありそうです。

 

ツイッター(twitter)のアプリがブラックベリーで5位に入っています。

 

ゲームは種類が多いので個別のアプリでみて上位5位に入るものはないけれど、「ゲーム」という一括したカテゴリーでみたときには上位に入りそうです。筆者はあまりゲームを使わないので、どんなものが人気なのか疎いのですが、反対にゲームの深みにハマってしまうと時間が惜しいということになりかねません・・・

 

ここで、iPhoneツイッターに詳しい「724685」(なにしろパソコン編集長、本名・林俊二)さん(http://twitter.com/724685)に意見を聞いてみました。

 

724685さんはiPhone購入当初の昨年9月ごろは「楽しくて1カ月に100個以上のアプリをダウンロードした」こともあったそうですが、「いまではかなり落ち着いて月10個程度」と話します。なるほどヘビーユーザーでも月間10個程度なんですね。

 

しかし、724685さんが付け加えるに、「ゲーム類はどんどんダウンロードし、ちょっと使ってみて気に入るものだけを残すという使い方が考えられるので、ゲーム好きの人ならダウンロード数が月平均40個程度になることはありそうですね。また、新しいアプリが出るたびにレビューをブログに書いている人も40個ぐらいダウンロードしているかもしれません」との説明でした。

 

以前に、「スマートフォンがPCに並ぶ!?」http://yanagihara.iza.ne.jp/blog/entry/1846497/ と題したエントリーを出しています。
 

では

 

 

カテゴリ: 話題!    フォルダ: iPhone iPad

コメント(0)  |  トラックバック(0)